正しい声の出し方というのは、正解をみつけようとすると迷宮に迷い込んでしまうこともあります。声の音色というのは、行く通りにも出せるからです。

どの自分の声が正しいのかと迷った時は、ボォイストレーニングなどのハウツー本を読んでみると、それぞれの著者が、皆、壁にぶち当たった経験などが著されているはずです。彼らが、どんな解釈でどのように乗り越えたのかというのを知ると、現時点で自身の声の発生について悩んでいる自分自身が、正しいのだと理解できるはずです。

 

様々な発声法が説かれた本を読んでみると、皆、一貫して似ているところもあれば、全く異なる角度から、発声法を見出している著者もいます。どの方法が、正しく、どれが間違いを導くかではなく、どの方法が、一番、自分に合っているかを考えてみて下さい。無理をして発声することが、一番危険です。すぐには効果が出なくとも、長続きしそうな方法をみつけることです。発声法で悩むのは、皆、同じことです。美しく歌いたい、カッコよく歌いたい、大きな声で歌いたい、様々な壁がありますが、自分の声、身体に合わせて、その解決方法を紐解くことです。

 

プロ歌手の皆さんも、日々、鍛錬を重ねているのです。たかが、「合唱」とは言わず、自分の声に向かってみて下さい。関連本を読むことは、自身の問題を俯瞰したり、理論的に問題に取り組むヒントをくれるはずです。図書館などで、様々な発声法のハウツー本を手に取ってみて下さい。様々な、先生が知恵を貸してくれます。